電気シェーバーと両刃カミソリ

扱いが簡単で、短時間にシェービングを済ませられる電気シェーバーには様々なタイプがあります。長所・短所について、また両刃カミソリとの違いについても紹介します。

電気シェーバーで髭を剃る仕組み

外刃は固定されており、穴や溝が設けられています。外刃を肌に押しつけて穴や溝に入った髭を立たせ、内刃によって髭をカットするのが基本的な仕組みです。

電気シェーバーの種類

大きく分けて3種類あります。

回転式

円形の外刃の中で内刃が回転する方式で、振動が少なく音も静かという特徴があります。外刃に厚みがあるので深剃りは難しくなります。

往復式

電気シェーバーの中では主流の方式で、幅広い外刃を持ち、内刃が往復動作します。3枚刃や5枚刃など複数の刃を持つモデルもあり、外刃がきわめて薄いので深剃りができます。

内刃の運動方向が変わるたびに停止するので動きにムラがあり、振動や騒音も大きめになる傾向があります。

ロータリー式

往復式と同様の外刃に、ドラム式の内刃が組み合わされています。内刃が定速で回転するので動きにムラがなく、振動も少なめです。回転が一方向なので、T字カミソリと同様に使う方向を意識して使う必要があります。

往復式とロータリー式を組み合わせた製品も出ています。

電気シェーバーの問題点

どの方式も外刃の溝や穴に髭が入らないと内刃でカットできないので、長さがあったりクセがあったりする髭を剃り残すケースが多いです。しかし、剃り残すからといって何度も同じところを剃ると、肌にダメージを与えます。

また、外刃を肌に押しつけると深く剃れますが、押しつけ過ぎると肌も削られてトラブルの原因になってしまうので、力をうまく加減する必要があります。

両刃カミソリとの比較

両刃カミソリは刃が露出している点が大きく異なります。ロックウェルレイザーの両刃カミソリは100~120gと適度な重さがあり、肌に当てる角度に気をつけておけば、力を入れることなくカミソリの重さを利用してスムーズに剃ることができます。

さらに刃の露出量の調整機構によって、マイルドな肌当たりからアグレッシブな深剃りまで好みに合わせて選ぶことができます。

まとめ

電気シェーバーが短時間で髭を「処理」するのに対し、両刃カミソリを使ったシェービングはクラシックで機能美を兼ね備えた外観も相まって、生活の中に豊かで味わい深いひとときをもたらしてくれます。目的は同じでも価値観のまったく異なる道具を体験してみませんか?

 

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