夏の灼熱の暑さは、多くの男性にとって「ヒゲをすべて処理してしまいたい!」と思わせるほどです。そこに湿気が加われば「ヒゲを整えるのはもうたくさんだ!」と思ってしまうかもしれません。
しかし、だからといってヒゲを全部剃ってしまう必要はありません。男性にとってヒゲはお金をかけずに楽しめる、数少ないおしゃれの一つなのです。適切にグルーミングを行えば、最小限の手入れでルックスを劇的に向上させることができるはずです。
夏にヒゲを伸ばそうと決心がついたなら、ヒゲのお手入れにこれまでとは違ったアプローチが必要になることを知っておきましょう。ここでは夏の暑さに負けないヒゲを作るために、いくつかの方法をご紹介します。
短いヒゲスタイルがおすすめ
暑さに備えて、短いヒゲのスタイルをおすすめします。肌トラブルも起きにくく、メンテナンスもしやすいからです。ただ、長いヒゲが自分には合っているという方もいるはずです。短いヒゲをおすすめしますが、自分が納得できるヒゲスタイルを選びましょう。
ハサミを用いると好きなように長さを調節しながら切れます。ハサミには千円以内で買えるものから1万円を超える高級品まであります。予算に合わせて、取り入れてみると良いでしょう。
夏用のスタイルが決まったら、あとはベストな状態でそのスタイルを維持できるようにしていきます。
1日2回ヒゲを洗う
ヒゲを伸ばすことで、自分のルックスをより引き立てるスタイルを整えたら、あとはそのメンテナンスです。髪の毛と同じくらいに愛情を注ぎながら、毎日気にかけてあげましょう。
ヒゲを生やすときの最大のハードルは「かゆみ」です。夏は暑さと湿気によりこの「かゆみ」がより顕著になります。これをどうにかしなければなりません。
しかし、その解決方法はいたってシンプルなのです。「少なくとも朝と晩、1日2回ヒゲを洗う」こと。これによりかゆみを劇的に抑えられます。定期的に洗うことで、ヒゲに付着した汚れやゴミと一緒にベタつきを取り除くことができるからです。
ヒゲ用のコンディショナーもつけておくと、ヒゲがさらにピカピカになります。
ビアードオイルは軽めのものを使う
夏は汗をかきやすく顔のまわりがべたつくので、ビアードオイル(ヒゲ用のオイル)はあまり使いたくないかもしれません。しかし暑さだけでなく、屋内と屋外の著しい気温差によってヒゲがパサパサになり、問題をより悪化させる可能性があります。
このためいつも使っているビアードオイルを軽めのものに変えてみるのはいかがでしょうか。つけたあとの油っぽさを残さずに、ヒゲのかゆみ、肌の乾燥、毛のパサつきを解消してくれます。ビアードオイルを普段使っていないという方も、ぜひ夏の間だけでも使用することをおすすめします。
オイルをつけたら、毛の流れに逆らってクシを通します。結び目をほぐして、不揃いな毛を見つけるのにも最適です。ヒゲをブラッシングすることで、ヒゲの下にある皮膚からオイルが全体に行き渡り、肌と毛を快適で健康に保つことができます。
水を補給する
快適で健康的なヒゲが維持できるかどうかは、血行や心臓といった体の重要な機能と同様に、水分の摂取に左右されます。十分な水分摂取はよく熱中症を予防できると言われますが、それだけではないのです。
真夏にキンキンに冷えた炭酸飲料を飲むのは最高の気分です。ですが、たまには炭酸飲料の代わりにココナッツウォーターやH2O(水)で水分を摂るようにすると、ヒゲは大いに感謝してくれるはずです。
まとめ
日本の蒸し暑い夏でも、ヒゲとうまく付き合っていく方法を紹介しました。ヒゲは自分らしさを表現できる一つの手段です。適切にグルーミングしながら、最小限の手入れで自身のルックスを向上させていきましょう!