Henson AL13シリーズ vs Rockwell 6Cシリーズ

Henson AL13シリーズ vs Rockwell 6Cシリーズ

ウェットシェービング業界ではとても有名な、アメリカのYoutubeチャンネル「Ohio Shaves」が興味深い動画を公開しました。 

Enhanced Henson Shaving AL-13M++ Vs. Rockwell 6C

タイトルの通り、Henson AL13 MEDIUMとRockwell 6Cを比較した動画です。

 

Rockwell 6CはHenson AL13 MEDIUMと互換性があるのか?

ヘンソンのカミソリと比較して、同じような剃り心地を6Cで実現できるのか?

という観点で、顔の左右半分ずつ同時に剃りながら両者を比較しています。

ロックウェルレイザーのアドバンテージは「調整機能」であるため、ロックウェルレイザーとしては公平な比較ではないのですが、視聴者からのリクエストがあり動画を作ったとのことでした。

 

前提

今回の検証はOhaio Shavesを運営しているDavid氏自身で髭を剃っています。David氏は毛質が硬く、5日間おいた髭を今回のシェービング対象としました。

刃にはジレット ナセットを使用しています。刃は全体の剃り心地に大きな影響を与えるため、今回の比較検証は「ジレット ナセット刃を使用する場合」というのが前提となります。

 

また言うまでもなく、ヘンソンのカミソリは大変すばらしい製品です。一枚刃初心者でも、比類のない剃り効果とそのなめらかなシェービングを実現できる性能には目を見張るものがあります。

このヘンソンの剃り心地を再現することは、並大抵のことではないということも、皆さまご理解いただいているかと思います。

 

Henson AL13 MEDIUMとの比較結果

詳細は動画をご覧いただくのが良いのですが、英語のため自動翻訳された日本語の字幕ですと分かりにくいかもしれません。このため、結果サマリーだけ簡単にご紹介します。

 

1回目のパス

Henson AL13 MEDIUMと互換性があるのは、6Cのサイズ「2」という結果になりました。ただし前述の通り「ジレットのナセット刃を使用する」場合という前提です。

サイズは「4」から順に「3」「2」と試していき、「4」と「3」では少し攻撃性が高く、「2」の設定がAL13 MEDIUMと同じくらいの剃り心地を再現できているという評価になりました。

※そもそもサイズとは何のこと?という方はこちらをご覧ください。

さらに驚くことに6Cの方が剃った後の肌がなめらかということで、David氏自身も驚いていました。

 

2回目以降のパス

2回目以降のパスではサイズは「2」ではなく、サイズ「4」がヘンソンと同じ剃り心地という結果になりました。また同じく、6Cの方がザラザラ感がなく肌がなめらかである点にも驚いていました。

 

最後のアルムブロックによる肌の引きしめ

アルムブロックを使用する際、通常は肌への刺激が大きかった場所はピリッと痛みます。しかし6Cで剃ったところは特に痛みがなく、肌への刺激を小さく抑えられることもわかりました。

 

ブレードギャップの違いから考察

刃の剃り味はブレードギャップの大きさに比例します(ギャップが大きいほど攻撃性が増し、肌への刺激も大きくなります)。ここでのブレードギャップとは、ブレードとベースプレートの間にあるギャップのことを指しています。

ヘンソンのAL13には3つのシリーズがあり、公式情報によるとそれぞれのブレードギャップは以下となります。

AL13 : 0.68mm
AL13 MEDIUM : 0.84mm
AL13 AGGRESSIVE : 0.99mm

一方でロックウェルレイザーが用意しているサイズの、各々のブレードギャップは以下の通りです。

R1: 0.20 mm
R2: 0.35 mm
R3: 0.48 mm
R4: 0.61 mm
R5: 0.69 mm
R6: 0.79 mm

全体的にロックウェルレイザーのブレードギャップの方が小さいため、肌への刺激が小さかったという動画内での評価は妥当と考えます。

一方で、AL13 MEDIUM(ブレードギャップ0.84mm)と6Cのサイズ「2」(ブレードギャップ0.35mm)が同じ剃り心地であったというのは驚きの結果となりました。

両者のブレードギャップには大きな開きがありますが、カミソリ本体の重量と構造の違いにより得られる剃り心地に違いが出たということかもしれません。

また2パス目以降ではサイズ「4」に引きあがるのも興味深いです。1パス目の後の肌と毛の状態によって、2回目以降の剃り心地が変わったのかもしれません。

 

まとめ

今回の比較検証はロックウェルレイザーにとって公平ではありませんでしたが、良い評価を得ることができました。今回はジレットのナセット刃を使用した場合の検証であったため、別の刃を使用するとまた違った剃り心地が得られるはずです。

ロックウェルレイザーの真骨頂は「調整機能」にありますが、得られる剃り効果やシェービングのなめらかさも高い次元にあることがお分かりいただけたかと思います。

興味を持たれた方は、ぜひロックウェルレイザーをご検討ください。下記からも購入できます。ご不明点あればいつでもご連絡ください。お待ちしております。

なお動画の概要欄に記載されているクーポンは、日本公式ストアでもご利用いただけます。ぜひご活用ください。

Enhanced Henson Shaving AL-13M++ Vs. Rockwell 6C

 

ブログに戻る

ロックウェルレイザー|両刃カミソリ

1 3

ロックウェルレイザー|シェービングアクセサリ

1 3