プラスチックがもたらす環境問題とは?

軽くて丈夫・安価なプラスチックを使った製品は、日常の様々なシーンで当たり前のように目にします。一方でプラスチックが環境に与える影響について、問題視されるようになっています。その詳細について、さらにシェービングとの関わりについてご紹介します。

 

プラスチックが問題になる理由

そもそもプラスチックとは?

合成樹脂とも呼ばれ、人工的に非常に多くの分子を合成して作られています。様々な目的のために研究・開発が進んだ結果、優れた耐久性や安定性を持っており、石油から作られたものがほとんどです。

そのため、焼却すると地球温暖化の原因となる二酸化炭素や、有害なダイオキシンなどが発生します。

 

プラスチックゴミによる海洋汚染

不適切に処理されたプラスチックゴミが水路や川を経て海に流入するケースも少なくありません。政府広報によると2016年に全国の海岸に漂着し、回収されたゴミは約3万トンで、内訳で最も多かったのがプラスチックでした。

国連広報センターも、プラスチックゴミの9割がリサイクルされないばかりか、毎年約800万トンのプラスチックが海洋に流出していると警告を発しています。

プラスチックは自然分解されず、波に砕かれたり紫外線で劣化したりして「マイクロプラスチック」と呼ばれる5mm以下の小片になり、深海にまで漂います。マイクロプラスチックは有害物質を吸着しやすく、生物の体内に取り込まれて健康に影響を及ぼすだけではなく、それを食べる人間への影響も懸念されています。

 

循環型社会の実現に向けた取り組み

国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」では、海洋汚染の防止・削減がテーマの一つに掲げられ、日本でも2022年4月「プラスチック資源循環促進法」が施行されました。「プラスチックは選んで減らしてリサイクル」をキーワードにした、循環型社会の実現を推進することを目的とした取り組みです。

 

シェービングとの関連

プラスチックゴミの問題は、シェービングとも無関係ではありません。使い捨てカミソリや、複数刃のカートリッジ式カミソリでは、金属製の刃とプラスチックが混じった廃棄物が生じます。この状態では、プラスチックのリサイクルはできません。

ロックウェルレイザーの両刃カミソリは、ホルダーが6CとT2は合金にクロム仕上げ、6Sはステンレス製です。替刃は世界共通規格サイズのステンレス鋼で、プラスチックは一切使っていません。

金属製のホルダーは、適切に手入れすると一生ものと言っていいほど長期間使用することができます。替刃は使う人の髭の状態などにもよりますが、4~8回使用が可能で、使用後は資源ゴミとして回収され、自治体によってはリサイクルが可能です。

 

まとめ

便利で安価なプラスチックは廃棄されると海洋汚染物質になるなど、様々な環境問題の原因になります。環境意識が高まる中で、プラスチックを使わないロックウェルレイザーの両刃カミソリを選ぶ人が世界中で増えています。地球のことを考えながら心地よい剃り味を楽しみ、コスト面でもメリットを享受する生活をあなたも始めてみませんか?

 

[参考資料]※データや数値の取得元です。

政府広報(2019)

22年4月1日「プラスチック資源循環促進法」

国連広報センター

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