安全カミソリはあぶない?

安全カミソリはあぶない?

一枚刃の安全カミソリは『安全』と名の付いているカミソリなのですが、安全とは程遠いイメージを持つ方は、意外と多くいらっしゃるようです。

以前、普段から複数刃のT字カミソリを使用している50名の方(匿名)に以下のようなアンケートを取ってみました。

「カミソリ負けやヒリヒリ感とおさらばできるなら、両刃安全カミソリに移行する?」

嬉しいことに38人の方からは、もしカミソリ負けとおさらばできるなら「安全カミソリに移行してみたい」という回答をいただきました。

反対に、12人の方からはカミソリ負けはなくなるだろうけれど「安全カミソリには抵抗感があって使えない」もしくは「安全カミソリはプロ向けで怖い」という回答をいただきました。

50人中12人の方は、そもそも安全カミソリに対して、扱いにくいイメージを持っているということが分かりました。

つまり、この世界全体でみても、多くはないですが決して少なくない人が、安全カミソリに対して「安全ではないイメージ」を持っていることが分かりました(経験上、なんとなくそんな気はしていました)。

おそらく、現在安全カミソリへの切り替えに不安をおぼえている方でも、安全カミソリの良いところは耳にしたことがあるかと思います。また、もしかしたら自分用にいくつか安全カミソリを購入したこともあるかもしれません。

ですが、正直なところ安全カミソリを使用したウェットシェービングでは、何から始めればいいのかわからないですし、はじめてであれば恐怖を感じるかもしれません。(はじめてウェットシェービングをする方は、こちらのガイドが参考になります。)

 

すね シェービング Rockwell T2
アンケートでわかったことは、使い捨てのT字カミソリから安全カミソリに移行できない最大の理由が「安全カミソリに対する抵抗感や恐怖心」ということです。確かに、何から始めればいいのかわからないですし、安全カミソリを使うための十分な知識を持たないまま使うのも怖いですよね。
「安全カミソリはその名前の通り、本当に安全なのか?」という問いに対しては、自信をもってYesといえます。
ただ、はじめて安全カミソリを使うときの抵抗感やハードル、恐怖心があることも事実です。今、安全カミソリを使ってみたいけれど、足踏みしてしまっている方へ。少しでも前に進めるように、ぜひこの記事を糧にしていただければと思います。

自分で自分を切ってしまうリスクについて考える

従来の両刃安全カミソリでは、理想的なシェービングを実現するために、少しの学習期間が必要です。シェービングの際の理想的な角度は肌に対して30度から45度ですが、この角度を維持したまま短いストロークでゆっくり剃ることにまずは慣れなければいけません。しかし慣れるためには、慣れるまでの「失敗」がどうしても付いてきます。具体的には、手がすべって肌を切り、顔が血だらけになったり。複数刃のT字カミソリのように、長いストロークで、押し付けすぎて、肌への刺激を大きくしてしまったり。

ロックウェルレイザーは、このような初心者特有の悩みにフォーカスしています。ロックウェルレイザーが提供する全てのカミソリには、剃り味を変更できる調整システムが搭載されています。剃り味をマイルドな設定にしておけば、刃で自分の肌を切ってしまうリスクは極めて低く、ほとんどあり得ないはずです。少しずつ設定を上げていき、安全にトレーニングしながら上達していくこともできます。

安全カミソリよりも、むしろ何週間も使用して刃が少し鈍くなったT字カミソリの方が、肌を切ってしまうリスクは高いです。鋭利な一枚刃は取り扱いには注意が必要ですが、毛をカットする際に必要な力が小さいため、より清潔で危険の少ない髭剃りを可能にします。

カートリッジ式のT字カミソリは、ブランドやモデルにもよりますがおおむね3枚から6枚の刃を使用することが多いでしょう。これまでの一般的なマーケティングによって、刃の数が多ければ多いほど剃り味が良くなると思われているかもしれません(深剃り、という点ではあっています)が、肌への刺激については必ずしもそうではありません。

複数刃のカミソリは、一枚刃のカミソリよりも刺激を与えやすく、毛を引きずり出して剃ることにより、埋没毛になりやすいといわれています。安全カミソリは、皮膚表面のレベルで毛をカットするため、刺激が少なく、剃り心地も滑らかになります。詳細はこちらの記事をご覧ください。
ロックウェルレイザーのカミソリ(マイルド設定)を使うことで、肌を切ってしまうことはまずほとんどあり得ませんが、万が一、ケガをしてしまった場合はアルムブロック(ミョウバンの固形ブロック)を使うと良いでしょう。髭剃りによる小さな傷やヒリヒリ感を落ち着かせるのに役立ちます。

刃に触れるときのリスクについて考える

カミソリの刃が鈍くなってきて刃を交換したい場合は、直接刃に触れる必要がでてきます。このとき、刃部分を指で触れると、指を簡単に切ってしまいます。このため、刃の左右の端っこを慎重に指の腹で刃をはさみ、刃部分には指をつけないように注意しましょう。

慣れるころには、新調した刃を取り付けるときにワクワクする気持ちが芽生えているはずです。

また、使用済みのカミソリの刃をそのままゴミ箱に捨てたくなる気持ちもわかります。ただ、鈍くなっているとはいえ刃はまだまだ鋭利で、取り扱いには気を付ける必要があります。

安全な使い捨て容器、できればリサイクルできそうな容器を用意するとよいでしょう。そして使用済みのカミソリの刃を、その容器に慎重に入れ保管しておきます。刃に直接触れる機会を減らせますし、安全に保管できるのでケガの心配もありません。

ロックウェルレイザーでは、使用済みのカミソリの刃を保管できるブレードバンクを用意していますので、ぜひチェックしてみてください。

ちなみに、安全カミソリはプラスチック製ではなくメタル製です。また交換する刃も、すべてメタル製でリサイクルが可能です。保管している使用済み刃も、そのまま丸ごとゴミ箱に捨てるよりは、資源ゴミとしてリサイクルする方が環境にやさしくおすすめです。

まだ抵抗感や恐怖心はありますか?

毎日の髭のお手入れに安全カミソリを試してみたいと考えているあなたへ。安全カミソリに切り替えることの利点は、抱いている抵抗感を間違いなく凌駕するはずです。時間をかけてシェービングテクニックを身につければ、使い捨てのT字カミソリにはもう戻れなくなるはずですよ。

 

参考:

https://www.medicalbag.com/home/specialties/dermatology/one-blade-or-6-is-more-better/

https://www.nytimes.com/2006/01/19/fashion/thursdaystyles/shaving-with-five-blades-when-maybe-two-will-do.html

https://www.schweigerderm.com/skin-care-articles/men/expert-tips-shave/

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